高校・塾関係者のみなさま

知っておきたい教育関連ニュース 7月

2017年07月01日

白百合

●文科省 私立大学の振興のための「議論のまとめ」を公表
6月13日、文部科学省は「私立大学等の振興に関する検討会議」による「議論のまとめ」を公表しました。高等教育のなかでも大きな役割を担っている私立大学の振興のため、私立大学を取り巻く状況や抱える課題を整理したうえで、今後どのような方向性に進むべきなのかをまとめたものです。具体的な見直しの方向性としては「教育研究効果の可視化」や「地域貢献する大学への支援」、「学生の経済的負担の軽減」などがあげられています。
この検討会議は私立大学を取り巻く課題と、今後の振興のための施策を総合的に検討するために開催され、昨年2016年6月から約1年にわたって定期的に行われた議論をまとめたものです。

●前向きな将来像が描けるカギは「居場所の多さ」と「人とのつながりの強さ」
内閣府「平成29年版子供・若者白書」が発表されました。その特集「若者にとっての人とのつながり」の調査の中で、居場所として感じている場所が多い人や「何でも悩みを相談できる人がいる」と答えた人ほど、生活が充実していると感じ、前向きな将来像を描く傾向があることがわかりました。
この調査は、平成28年12月に全国の15歳から29歳までの男女6,000名を対象に行われたインターネット調査の結果を、「居場所」の存在と他者とのつながりの状態に軸にして分析しまとめたものです。
調査の中で、自分の部屋、家庭、学校、職場、地域、インターネット空間の6つの場所について、それぞれ自分の居場所だと感じているかどうかを聞いた結果を見ると、高い割合を占めているものから順に、自分の部屋(89.0%)、家庭(79.9%)、インターネット空間(62.1%)となっています。
つながりの状況について設問では、家族・親族、学校で出会った友人、職場・アルバイト関係の人、地域の人、インターネット上の人の5つのカテゴリーにわけて、相手とのつながりの強さを尋ねました。その結果、家族・親族、また学校で出会った友人との間に強いつながりを感じている若者が多く、地域の人やインターネット上の人との間にはあまりつながりを感じていないことがうかがえます。

●日本語指導が必要な子ども4万人超 前回調査(平成26年度)より増加
6月13日、文部科学省より「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査」(平成28年度)の結果が公表されました。国内の公立小・中・高等学校、特別支援学校などに在籍する子どもを対象に実情を調査したものです。
日本語指導が必要な児童生徒は、外国籍が3万4,355人、日本国籍が9,612人で、前回の調査(平成26年度)よりも増加しています。この調査での「日本語指導が必要な児童生徒」とは、「日本語で日常会話が十分にできない」および「日常会話ができても、学年相当の学習言語が不足し、学習活動への参加に支障が生じている」児童生徒のことです。
このうち、日本語指導など特別な指導を受けている児童生徒の割合は、外国籍で76.9%、日本国籍で74.3%と、前回調査より減少しています。つまり日本語指導を必要とする児童生徒が増加しているのに対し、それをフォローする体制が間に合っていないのです。
文部科学省は日本語指導が必要な子どもが増加した理由について「東京五輪・パラリンピックに向けて労働力を求める日本に、世界から人材が集まってくる流れが強まった」とみており、支援の充実を図るとしています。

[アクセス進学ラボ編集部]

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