高校・塾関係者のみなさま

進路決定までの道〜やりたいことの探し方〜

2015年10月01日

「やりたいことが見つからない」
「やりたいことの探し方がそもそもわからない」

進路選択の時期には、どんな方でも悩んだり考えたりすることがあると思います。進路を選択する上で何から考えてよいのかわからなかったり、やりたいことが具体的になかったり、そういう方も多いでしょう。そのようなときは、いきなりやりたいことを探すのではなく、まず、自分が進路を決めるときに、どんなことを実践すれば決められるようになるのかを学ぶところから始めましょう。

進路や就職を選択するときに、どう決めればいいのか?進路や就職を決める時に、大切なプロセスが4つあります。
(1)自分を知ること
(2)進路の選択肢に関する情報収集をすること
(3)意思決定をすること
(4)目標設定を行うこと
この順番で行わなければならないものではなく、4つとも大切なポイントですので、1つずつヒントをお伝えしていきいます。

今回は、(1)の「自分を知ること」から考えてみましょう。自分のことはわかっているようでいて、実は客観的に見ることは難しいものです。そこで自分を「知る」方法をお伝えしたいと思います。


人生で大事にしてきた価値観を知ろう~ライフラインで今までの人生を振り返る~



ライフラインとは、今までの人生のアップダウンを1本の線で表して、どういう経験やできごとがあったのかを振り返る方法です。皆さんのような進路選択の時期だけでなく、社会人になっても自分の人生の振り返りは、研修の現場やチーム作りの現場などでも使われている手法です。

ライフラインを書くポイントとしては、今までの自分の人生において、
・印象に残っているできごと(よかったことや大変だったことなど)
・成長を実感したできごと
・転機となった出会いやできごと
・今につながっていると感じた経験
などを時系列に沿って振り返り、そのできごとの点を1本の線でつないでいきます。

図.ライフラインの例
ライフライン
ぜひやっていただきたいのは、ライフラインを周りの人と話しながら共有することです。お互いの違いが発見できたり、相手に伝えるために言葉にすることで、改めて気づくことがあるでしょう。自分の大切にしている軸が見えてくると、これからの人生、仕事や学びの場において、どんなときに自分はうれしいと感じられるのか、自分が大事にしたいことが活かせるのか見えるようになってきます。

たとえば、他の方にも「ピアノの発表会で間違わずに演奏できた」という事実や出来事があったときに、それに対して、喜びと感じる人もいれば、「当たり前」と感じる人もいるでしょう。喜びの理由が、母に喜ばれたことの人もいれば、努力が報われたという人もいたり、他の方と共有することで、自分が何を大事にしているかはっきりしてきます。

ぜひご家族で、お友達同士で、クラスのみんなで、ライフラインを書いて、共有してみましょう。お互いの人生を知ることは、とても気づきや発見が多いと思います。

来月は、(2)進路の選択肢に関する情報収集をすることについてお伝えします。自分を知ることと同時に、就職にまつわる現状を知ることや、大学についての情報収集もとても大切です。情報収集をする中で「やりたいこと」が見つかることも多々あります。ぜひ一緒に探求しましょう。


[齋藤 めぐみ]


■プロフィール 齋藤 めぐみ(さいとう めぐみ)


「この世界に生まれてきた子どもたちに生きること、働くことの喜びを伝えたい」をビジョンに、小学生から定年退職後の方まで、幅広い世代のキャリア選択の支援を行うキャリアカウンセラー。
青山学院女子短期大学児童教育学科を卒業後は、最大手人材エージェント、通信会社の採用・教育担当などに勤務。2007年9月に独立してからはフリーランスとして大学のキャリアセンターや企業の人材採用・育成の仕事、小中高校生向けキャリア教育の授業開発などに携わっている。

■オフィシャルWebサイトでワークショップのお知らせ・ブログを掲載中。
http://www.megumi-saitou.jp

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