保護者のみなさま

働きたくないなぁ…。そんな自分はどうしたらいいの?

2018年11月01日

頭を抱えるサラリーマン

「長時間労働はやめて働き方改革だ!」
「今ある仕事はAIによってなくなるかも…」
「人生100年時代だからずっと働き続けないといけない」
など「働く」ことに対して先のことが見えず、多くの人が不安を抱えている現代。
先が見えない分、「新しいことが起こって面白そう♪」と楽しみに思う方も中にはいらっしゃるかもしれません。しかし、「こんな自分は社会で通用するんだろうか…」と不安になったり、「なんとなく働くって大変そう…やだなぁ」と重たい気持ちになったり、「働きたくないなぁ」と感じている方も多いのではないかなと思います。今回は、そんな「働きたくない」と感じている場合、進路についてどのように考えたら良いのか、一緒に考えてみたいと思います。

■本当に働きたくなかったら…
まずは、もしもあなたが漠然としてではなく、本当に「働きたくない」と思っているとしたら、一度働かないで生活をできる道を考えてみる価値があると思います。実現が難しそうな道でも「自分で決めてやりきる」ということが、自分らしく生きるために大切だと、様々な方をサポートするなかで感じているからです。
例えば、あるクライアントさんは転職を考えていたときに「働きたくない」自分に気づき、本気で働かない生活の実現を考えた結果、デイトレーダーとして投資でお金を生み出して、他の時間は自分の好きな趣味の時間に充てて楽しく生活されています。
実は私自身、学生時代には「働きたい!」と思っていたわけではなく、短大を卒業するとき「どこの会社にも入りたくない」と思い、考えた末「昔から続けているエレクトーンなら頑張れそう!」ということで本気で音楽の道を目指すことに決めたのでした。その後、必死に頑張って賞を取れるほどにはなりましたが、音楽で生活できるまでにはいかず、アルバイトで入った人材関連の会社で仕事の面白さに目覚め、今に至ります。
実現が難しそうな道でも、本気でやってみると道が見つかるものですし、実現できなかった場合でも、本気でやりきった人はどこへ行っても通用するものだなと感じています。

■社会に出るのが不安な場合も…
次に、学生さんと接するなかで「働きたくない」というのは、本気で働きたくないというより、「自分の力が社会で通用しないのでは?」という不安からきていることが多いように思います。
こちらの場合も、やはりなんでもいいので、目の前のことを「目標を決めてやりきってみる」ということをおすすめします。漠然とした不安も、やりきってみることで、経験が徐々に自信につながり、どこへいっても現実に向き合って前進する力になって行きます。取り組むものは部活や学校行事やテストなど、なんでも大丈夫です。
例えば、あるクライアントさんは、陸上の部活の地獄の特訓をやりきった経験から、社会人になって大変なことがあっても「あの練習よりはましだ」と思えると言われていました。また部活のように継続的にではなく、短期間でも大丈夫で、例えば学校祭の装飾委員長となり皆で協力して装飾を作り上げたことが自信につながっているという方もいらっしゃいました。このようにやりきった経験そのものが、どのような進路選択をしたとしても社会で通用する力になっていくのです。

「自分で決めてやりきる」、この力は先の見えない今の時代で、働くにしても、働かないにしても自分らしく楽しく生きていくために大切な力だと感じています。将来の生き方、働き方に大きな影響のある高校生活。ぜひトライしてみてくださいね。

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[齋藤 めぐみ]


■プロフィール 齋藤 めぐみ(さいとう めぐみ)


「この世界に生まれてきた子どもたちに生きること、働くことの喜びを伝えたい」をビジョンに、小学生から定年退職後の方まで、幅広い世代のキャリア選択の支援を行うキャリアカウンセラー。
青山学院女子短期大学児童教育学科を卒業後は、最大手人材エージェント、通信会社の採用・教育担当などに勤務。2007年9月に独立してからはフリーランスとして大学のキャリアセンターや企業の人材採用・育成の仕事、小中高校生向けキャリア教育の授業開発などに携わっている。

■オフィシャルWebサイトでワークショップのお知らせ・ブログを掲載中。
http://www.megumi-saitou.jp

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