高校生(受験生)のみなさま

大学入試はどう変わる?~③高校生活での取り組みすべてが評価の対象に~

2019年09月01日

封筒

2020年度からはじまる新しい大学入試制度。これまでの入試から何がどのように変わるのか、前々回は「大学入学共通テスト」について(「大学入試はどう変わる?~①センター試験から「大学入学共通テスト」へ」)、前回は「英語4技能」について(「大学入試はどう変わる?~②英語は外部試験も活用し4技能をはかる~」)詳しく紹介しました。
今回は高校で取り組んだすべてが評価の対象になるという点について見ていきましょう。

■評価されるのは「学業成績」だけではない!
これまでの一般入試は、学力をはかる筆記試験のみで合否を判断するものが主流でした。しかし、新大学入試では、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」をより積極的に評価するため、筆記試験に加えて、調査書や志願者本人が用意した資料、面接やプレゼンテーション、各種大会の成績や表彰などの記録を活用するとされています。
つまり、いままでAO入試や推薦入試で行われてきたような、"学力以外の取り組み""人となり"もあわせて総合的に判断されるものになるのです。
志願者本人が用意する資料には、学校内外でどんなことに力を入れて取り組んでいたのかを知るために記載する項目として、下記のようなものがあげられています。

・部活動や生徒会活動
・ボランティア活動
・取得している資格・検定
・大会やコンクールなどの成績
・留学・海外研修          など

こうした流れに対応するためには、ただなんとなく日々を過ごすのではなく、大学入試を見すえて、勉強以外の学校生活や課外活動の一つひとつにも意識して取り組み、充実したものにしていく必要があります。また、ただ頑張ればいいのではなく、早い段階から進路について考え、「大学進学後の学びにつながる力を養うためには?」という視点で経験を積んでいくことが重要です。

■高校での活動をボートフォリオとして記録していこう
調査書や志願書などの形で、高校生活3年間でどのようなことに取り組んできたのか、振り返ってまとめることが求められる新入試の実施を前に、注目を集めているのが「eポートフォリオ」です。
すでに学校で使っている、という人もいるかもしれませんね。学校での授業や定期テストの結果、作成したレポート、取得した資格や検定、習い事やボランティアの記録のほか、学校以外の活動も含め、さまざまな「学びのデータ」をデジタル上で保管・蓄積しておけるシステムです。高校3年間で経験することは膨大。でも、ここに記録してさえおけば、高校3年生の受験前になって「いざ」となったとき、簡単に振り返ることができます。
また、記録する作業をとおして、その出来事を振り返り自分と向き合うことで、新たな気づきを得たり、「次はこうしよう」という反省が出てきたりして、その経験が自分のものとして身になっていきます。成果が可視化されることで、「これだけできた!」「ここが成長した」と手ごたえを感じると、また新しいことにチャレンジしたくなります。こうして「計画する」「やってみる」「振り返る」「次の行動につなげる」というサイクルをとおして、大学受験で広く求められる、自分で考え行動する力を鍛えることもできます。
新しい大学入試では、勉強だけやっていればよいのではなく、行事も部活動も課外活動も、さまざまなことに取り組み、いろいろな経験を重ね、充実した高校生活を送ることがポイントになってきます。ポートフォリオをうまく活用して、勉強もその他の好きなことも、楽しみながら自分の成長につなげて、高校生活を過ごしていきましょう。

■まとめ
・「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」をより積極的に評価するため、合否判定には筆記試験に加えて、調査書や志願者本人が用意した資料、面接やプレゼンテーション、各種大会の成績や表彰などの記録が活用される。
・勉強以外の学校生活や課外活動の一つひとつにも意識して取り組み、充実したものにしていく必要がある。
・高校で取り組んだことは「eポートフォリオ」で記録し、計画→実施→振り返り→反省を次にいかす、のサイクルを作ろう。

[アクセス進学編集部]

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