高校生(受験生)のみなさま

大学入試はどう変わる?~①センター試験から「大学入学共通テスト」へ

2019年07月01日

大学のイメージ

まず、なぜ大学入試が変わるのか、その背景をおさえておきましょう。
ものすごいスピードで社会が変化している今、未来を担う若者に必要とされる力も変わってきています。これまでの教育で重点を置いていた「知識・技能」の習得に加えて、それをもとに考え、判断し、問題解決のために主体的に行動し、周りの人々と協力しあっていく…。そのような力を持った人物が求められているのです。
そのため、大学入試でもこれまでは「知識」「知能」を図ることに偏っていたという反省から、「知識」「技能」はもちろんのこと、「思考力」「判断力」「表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を加えた「学力の3要素」を多面的・総合的に評価するものに変えよう、というのが、今回の大学入試改革の目的です。

■「大学入試センター試験」(センター試験)がなくなり、「大学入学共通テスト」がはじまる
1990年から実施されてきた「大学入試センター試験」(センター試験)が終了し、それに変わる試験として、新たに「大学入学共通テスト」がはじまります。センター試験の基本的な知識・技能を問う部分は活かしつつ、「思考力」「判断力」「表現力」がどのくらい身に付いているかを図るものになります。
「センター試験」では全科目すべてマーク式でしたが、国語と数学の2科目については記述式問題も導入され、「覚えている」「知っている」を超えて、知識や技能をもとに「どのように考えるか」「自分の考えをどう表現するか」という部分が重視されるようになります。これまでの知識を詰め込む、丸暗記型の勉強では対応できなくなってしまうのです。

■主要3科目、英・国・数はどうなる?
2回にわたって行われた施行調査の結果を分析・検証したうえで、来年実施される「大学入学共通テスト」の問題作成方針が6月7日に公表されました。
一体、どのような問題になるのか、主要3教科、英語、国語、数学に絞って見ていきましょう。

【英語】
4技能のうち、「リーディング」と「リスニング」について、英語の語彙や文法、表現などを、実際のコミュニケーションを想定した目的や場面、状況に応じて活用できるかを評価。

【国語】
近代以降の文章(論理的な文章、文学的な文章、実用的な文章)、古典(古文、漢文)などを題材に、文章から得られた情報を多面的・多角的な視点から解釈したり、目的や場面に応じて文章を書く。
記述式問題は小問3問で構成される大問1問。字数は最長で80~120文字。

【数学】
数学的な問題解決の過程を重視。事象の数量等に着目して、問題を発見し、構想・見通しを立てること、目的にあわせて数式、図、グラフなどを活用し、数学的な手順にそって処理することが求められる。
記述式問題は「数学Ⅰ」と「数学Ⅰ・A」の数Ⅰに関する部分。マーク式と混在させる形で、数式などを書かせる小問3問。

■まとめ センター試験から「大学入学共通テスト」への主な変更点
最後に、「大学入試センター試験」から「大学入学共通テスト」になることで、何が変わるのか、ざっと確認しておきましょう。

【大学入試センター試験(センター試験)】
・全問マーク式問題
・高校で学んだ基本的な知識・技能を習得しているかを問う
・英語では「聞く」と「読む」、主に2つの力をはかる

【大学入学共通テスト】
・マーク式問題に加え、国語、数学(数学Ⅰ)では記述式問題がある
・知識・技能に加えて、「思考力・判断力・評価表現」を重視するものに
・英語は外部資格・検定試験も活用し、「聞く」「読む」に「話す」「書く」を加えた4技能をはかる

[アクセス進学編集部]

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