高校生(受験生)のみなさま

学部の違いをすっきり解説!! ~理学部・工学部編~

2019年05月01日

2つのあじさい

大学への進学を考える際、「何を学ぶのか?」に直結する学部・学科選びは重要なポイントです。しかし、同じようなことを学ぶ学部もあって、いまいち違いがわからないこともあります。今回は「理学部」と「工学部」の違いを見ていきましょう。

■「理学部」は自然の原理原則やしくみを解き明かす
理学部は、自然科学の分野でまだ解明されていない仕組みや謎を解き明かし、原理原則を発見することを目的にしています。高校で学んだ数学、物理、化学、生物などの知識をもとに、新たな法則を自分で発見することをめざして研究します。
私たちの生活を便利で豊かなものにしてくれている科学技術の数々は、理学部での研究が基礎になっています。ただ、「真理の追究」が大きな目的であり、それをどのように人や社会に役立てていくかは含まれないため、「好奇心のままにまだ解明されていない謎を解き明かしたい」「原理原則を見つけたい」など、純粋に研究したいという人に向いています。
また、理学部の基礎研究には大きな施設や設備が必要で費用もかかるため、理学部のある学校は限られています。

・卒業後は?
純粋に理論を追究していくため、大学で学んだことをそのまま生かそうとすると、大学や企業の研究職などに限られてしまい、狭き門になります。
一般企業への就職については、一般的に理学部より工学部のほうが有利と言われています。ですが、理系の基礎をしっかりと身につけていれば、応用が効きますし、そのことは大きな強みですので、学んだ知識を生かせる業界、業種を選ぶことが大事です。また、教職をとって先生になる、という進路もあります。

■「工学部」はモノづくりに必要な知識・技術を学ぶ
工学部ではモノづくりに関する専門的な知識・技術を学びます。大学によってさまざまな学科がありますが、大きくわけると、機械系、建築系、電子系、化学系などがあります。工学は英語で「engineering」。専門知識を持ったモノづくりの技術者=エンジニアになりたい人にぴったりの学部です。
「人や社会の役に立つものを作る」ことをめざしているので、理学部に比べてより実践的なことが学べます。ただ、やはり基礎には理学部が研究している原理原則がありますので、まったく別もの、というわけではありません。
理学部に比べて、工学部のある大学は圧倒的に多く、まだ学科もさまざまですので、「モノづくり」のなかでも、どのような分野でのモノづくりに興味があるのか、具体的に作ってみたいものは何かなど、自分の興味関心をしっかりと掘り起こしたうえで、その希望に合う学校、学科を選ぶことが大切です。

・卒業後は?
実践的なモノづくりの知識・技術のある学生は、多くの企業が求めている人材なので、一般企業への就職は他の学部に比べて有利です。また、これは理学部も共通ですが、研究室や教授のつながりによる求人などがあるケースもあるのが特徴です。
また、設計・開発・機械系のエンジニア、システムエンジニアなど、学んだことが直接生かせる仕事はもちろんのこと、文系の学生と同様の営業職などを選ぶこともできます。さらに上へ進学して学びを深める人も多く、卒業後の進路はバラエティーに富んでいます。

■まとめ
理学部
「真理の追究」を目的に学ぶ。
直接学んだこととつながるのは研究職だが、業界、職種によっては生かせる場合もあり。

工学部
モノづくりに必要な専門的な知識・技術を学ぶ。
「モノづくりが好き」「人や社会の役に立つものを生み出したい」という人におすすめ。

[アクセス進学編集部]

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