高校生(受験生)のみなさま

2020年度からスタート 大学入試改革で入学試験はどう変わる?

2018年06月01日

陸上トラック

■2020年度からセンター試験に代わり「大学入学共通テスト」がスタート
これまで国公立大学への入学を希望する人全員に、実質的な一次試験として課されていた大学入試センター試験(センター試験)に代わって、2020年度からは大学入学共通テストが実施されることになります。
その背景には、これまでの入学試験が「知識」を問うものに偏っていたという反省と、これからの社会で生きていくために必要な力として、学力を「①知識・技能」「②思考力・判断力・表現力」「③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」の3つの要素に分け、多面的・相互的に評価する入試に変更する、という意図があります。

センター試験から大学入学共通テストになることで大きく変わるのは3点です。以下、項目ごとに見ていきましょう。

■大学入試改革、3つの大きな変更点
(1)マーク式択一問題から、記述式問題を導入
センター試験は用意された選択肢のなかから正しいものを選ぶ、択一問題のみで構成されていました。
しかし、大学入学共通テストでは、国語と数学でそれぞれ3問程度、記述式の問題が導入されます。まずはこの2科目のみですが、2024年度以降は社会分野や理科分野の科目でも記述式を導入することが検討されています。
知識をもとに正しい答えはどれか、判断できることに加えて、知識をもとに理由を説明したり、考えを述べたりする表現力が求められることになります。

(2)「読む」「聞く」のみだった英語が4技能に
「読む」「聞く」に特化されていた英語の試験が、「話す」「書く」も加えた4技能を測るものに変わります。
具体的には、外部検定試験が活用されます。大学入試センターが試験の内容や実施状況などをみて、英語4技能を測るのに適した外部検定試験を認定。そのなかから各大学がそれぞれの判断で活用します。
また、平成35年度までは共通テストの英語試験も実施し、外部検定試験と併用することも可能になっています。
「読む」「聞く」のインプットに加えて、「話す」「書く」という英語で表現する力を身につける必要があります。

(3)各大学の個別選抜試験について
AO入試の出願は9月以降に、合格発表時期をAO入試は11月以降、推薦入試は12月以降に設定することというルールができます。
また、意欲や人柄だけでなく、しっかりとした学力があるかどうかを見るために、AO入試・推薦入試では、小論文、プレゼンテーション、教科・科目に関するテスト、共通テストのいずれかを活用することが必須とされます。
AO入試や推薦入試など、入試の種類を問わず、入学にあたってはある一定の学力があることが大前提となります。

■新しい大学入試に向けて、どう学ぶ?
これまでの入試が「覚えたこと」「知っていること」から正解を探して答えればよかったのに対し、2020年度からはじまる新しい入試は「覚えたこと」「知っていること」をもとに、「なぜ、そうなるのか?」「自分はどう考えるか?」と理由や考えをまとめ、わかりやすく伝えるところまで求められます。
そのため、日々の学習のなかで、ただ「覚えた」「わかった」でおわりにするのではなく、「なぜ?」「どうして?」と深く考え、さらに自分で情報や意見をまとめて伝えることができるような訓練をしていく必要があります。目に見え、すぐにわかるような容易な力ではありませんが、意識してコツコツ取り組んでいきましょう。

[アクセス進学編集部]

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