高校生(受験生)のみなさま

志望校に行ってみよう!

2014年6月1日

電車内に、夏のオープンキャンパスの案内が並ぶ季節になりました。オープンキャンパスとは、大学や専門学校がキャンパスを開放し、高校生向けの様々なイベントを行う日。学校の中味を伝え、進路選択の参考にしてもらうのが目的です。多くの学校は夏休み中に開催しますので、既に予定をチェックされている方も多いのではないでしょうか。

スタッフの方による学校説明や、先生による模擬授業、キャンパスツアー、相談コーナーなどが主な内容。学食でのランチ無料サービスや、予備校講師による入試解説などを行う学校もあります。
学科やコースごとに行われる模擬授業は「学びのガイド」としてオススメ。例えば経済学部の模擬授業なら、経済学とはどんな学問なのか、どんなテーマを扱うのかなど、学問の面白さをわかりやすく短時間で解説してくれます。いま志望している学科だけではなく、他の学科の授業も受けてみましょう。「あれ? これも面白そうだな」という発見があるかもしれません。

そして、ぜひ利用したいのが質問コーナー。入試や就職の話はスタッフの方に、学生生活の話は先輩達に聞いてみましょう。人によって気になるポイントは違いますから、事前にしっかり質問を用意しておいた方が良いですね。質問のコツは、数字なども含めて具体的に聞くこと。「就職できますか?」ではなく「去年は何人くらいの先輩が○○業界に就職しましたか?」の方が、スタッフの方も答えやすいのです。「勉強が不安です」よりも「途中でついていけずに辞めた先輩はどのくらいですか?」の方が答えも具体的になり、参考になるでしょう。質問してはいけない項目はありませんので、聞きにくいこともガンガン聞いてください。
ただしオープンキャンパスではわからないこともあります。例えば模擬授業は、高校1年生でもわかるように構成された特別な授業です。普段の授業がどのくらい難しいのか、先輩達がどのように授業を受けているのかは、オープンキャンパスだけでは実感できません。オススメは、普段の授業を見に行くこと。最近では大学がWEEKDAY CAMPUS VISITなどの名前で高校生のために普段の授業を公開しています。「WCV 開催情報」などで検索してみてください。
進学先選びの参考にするのはもちろん、AO入試や推薦入試での出願準備としても、実際にその学校を見てみることは重要です。オープンキャンパスと普段の授業。それぞれを上手く活用し、志望校のことを複数の角度から調べてみてください。


[倉部 史記]


■プロフィール 倉部 史記(くらべ しき)


大学・高校や企業、NPOと連携し、高校生の進路選択を変える取り組みを展開する、進路づくりプロデューサー。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。企業広報の企画・プロデュースを手がけた後、私立大学スタッフ、大手予備校の主任研究員や企業の人財採用責任者などを経験。NPO法人NEWVERYフェロー(高大接続担当)、WEEKDAY CAMPUS VISITディレクター。主体的学び研究所フェロー、「これからの大学広報・高大接続実践研究会」代表。

著書:
『看板学部と看板倒れ学部 大学教育は玉石混淆』(中公新書ラクレ)
『文学部がなくなる日 誰も書かなかった大学の「いま」』(主婦の友新書)

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