高校生(受験生)のみなさま

「やりたいこと探しの方法」

2014年4月1日

大学や専門学校に進学する場合、まず決めなければならない学部やコース……ですが、「やりたいことが何もない」と悩む人も少なくないようです。

もしも好きなことや得意なことがあるのなら、そこから発想を広げていけるでしょう。たとえば音楽が好きというケース。ミュージシャンを目指す道だけでなく、経済学部でヒットした音楽の市場調査をしたり、専門学校でコンサートの企画運営を学んだり、文学部で音楽文化について研究したりといった学び方もあります。音楽ビジネスには様々な仕事がありますから、学んだことを仕事に繋げる方法だって、実は意外とあるんですよ。「私の好きなことは仕事にならない」なんて決めつけることはありません。

好きなことも得意なことも思い浮かばない……という人は、「世の中でいま困っている人は誰だろう?」と考えてみてください。身近な誰かでも、遠く離れた国の人でもかまいません。誰が浮かびますか? その人はなぜ困っているのでしょうか? あなたが何を学べば、その人の問題を解決できるでしょうか?

例えば近所に、足腰が弱り、買い物に行けず困っているおばあちゃんがいるとします。あなたが福祉や医療を学べば、直接その人の手助けができますね。一方でITを学び、高齢者が生活用品を買えるウェブサイトをつくるという解決法もあります。あるいは法律や政治を学び、市役所の職員として高齢者が安心して暮らせる街づくりを目指すのも良いでしょう。同じ人を助けるにも、実は様々な方法があるんです。

困っている人の役に立てるというのは大きな価値です。仕事にも繋がりますし、人から喜ばれればやりがいも得られます。あなたが「これからの社会を生き抜く武器になるに違いない!」と思った分野を学ぶ。そんな選び方もアリなんです。

とりあえず進学した大学で学びに興味を持てず、中退してしまう人もいます。評判の良い学校でも、あなたにとってそれを学ぶことが苦痛なら、きっと仕事にしても長続きしません。本当に学びたいと思える分野を選んでください!


[倉部 史記]


■プロフィール 倉部 史記(くらべ しき)


大学・高校や企業、NPOと連携し、高校生の進路選択を変える取り組みを展開する、進路づくりプロデューサー。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。企業広報の企画・プロデュースを手がけた後、私立大学スタッフ、大手予備校の主任研究員や企業の人財採用責任者などを経験。NPO法人NEWVERYフェロー(高大接続担当)、WEEKDAY CAMPUS VISITディレクター。主体的学び研究所フェロー、「これからの大学広報・高大接続実践研究会」代表。

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