武蔵大学 人文学部 ヨーロッパ文化学科

嶋内ゼミ

非ベンゼン系芳香族化合物に属するアズレン類の合成とその薬理活性~ 副作用のない新しい薬を作る ~

PROFESSOR’S INTRODUCTION

世の中には「謎」がたくさんあります。好奇心を原動力に、いろいろな謎を解き明かしていってください。

人文学部 ヨーロッパ文化学科 教授 嶋内 博愛

現在どのようなゼミ・研究をされていますか?

ドイツ語圏の民俗文化が私の研究対象です。その入り口として今は、口承文芸、とりわけ(19世紀以降さかんに収集されるようになった)ザーゲ(言い伝え、伝説)を多く扱っています。しかしゼミでは、ドイツ語を履修していない学生にも配慮して、ザーゲ自体を読むのではなく、口承文芸や民俗文化について研究した本などを読み、その理解を深める作業をしています。

現在のゼミテーマ・研究テーマを選んだきっかけをお教えください。

父が外資系企業の社員、伯父が海外航路船員だったためか、当時としては珍しい「異国情緒」あふれる雑貨などが、身近なところにいろいろあったように思います。その影響なのか、高校生の頃には「異文化」そして「民俗文化」に対して漠然と興味をもつようになっていて、大学では文化人類学を中心に学びました。当時のゼミの先生(今でも私の大師匠です)がフランスをフィールドにしており、授業などで現地での話などをうかがう機会が多くありました。それで、ヨーロッパの民俗文化についてもっと知りたいと思うようになったのです。

ゼミ・研究を行う面白さはどんな時に感じますか?

現地調査として地元の人にお話をうかがいにいくと、事前に下調べをした際に仕入れた情報とあわない、ということがしばしばあります。もちろん本を読み、自分で考えるのも重要ですが、実際の人々の暮らしぶりについては、百聞は一見にしかずという面も大きい。リアルな現実に直面したために先入観が崩れ、それによって視野が広がるという体験は、現地調査の面白いところです。いつか近いうちに、ゼミ生と一緒にこうした体験ができればいいな、と思って います。

現在のゼミテーマ・研究テーマを進めていく上でどんなことを学んでおいた方が良いですか?

「何か」を「崩す」ためには、事前にその「何か」をもって(身につけて)いなければなりません。そのためにはたとえばいろいろな本をたくさん読むとか、他の人の意見に耳を傾けるとか、様々な情報源からバランスよく学ぶのがよいと思います。もちろん、高校までの授業での学習内容もしっかり身につけてほしいです。

ゼミ内容・研究内容を今後どう活かしていきたいですか?

ヨーロッパ関連の情報自体は日本語でもたくさん読めますが、こと民俗文化に関していえば、日常的に目につくようなところにあるものは、多くが断片的な紹介に留まっているような状況です。そのアンバランスさを少しでも解消し、ヨーロッパで普通の人がどんな暮らしをしているのか/してきたかについて、発信していきたいと思います。

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