学校・塾関係者のみなさま

知っておきたい教育関連ニュース 9月

2017年09月01日

ヒガンバナ

●文科省、通信制高校の教育の質の確保・向上をはかる施策を導入
7月31日、文部科学省は通信制高等学校の質の確保・向上のための施策について、審議のまとめを発表しました。
現在、通信性高校には約18万人の生徒が在籍しています(平成28年5月時点)。戦後、勤労青年に高校教育を提供する場としてはじまった制度ですが、スポーツや芸術に集中して取り組みたい生徒、不登校や中途退学の経験者、発達障害などで特別な支援を必要とする生徒など、さまざまな事情を抱える生徒が多数在籍し、社会的・職業的に自立をはかれるよう支援などを行っています。
生徒の選択肢を広げる機会となっている一方で、2015年12月に発覚したウィッツ青山学園高校の広域通信制課程の就学金不正受給事件をはじめ、教職免許を持っていない職員に面接指導をさせる、カルチャーセンターに行かせて単位認定するなど、学校運営をめぐって多くの課題が明らかになっています。
現在、こうした「問題校」への対応は不交付のみで、実質的なペナルティーがないため、改善案では違法や不適切な運営があった場合は国からの経常費補助金を減額するなどの仕組みの導入も盛り込まれています。指導監督を強化するとともに、学校設定教科・科目、添削指導や面接指導、メディア学習についてのガイドラインを改訂し、「教育の質」を確保していくねらいがあります。今回発表されたこの改善案をもとに、年度内をめどに必要な制度改正などを行う予定です。

●SNSを活用した子ども相談窓口開設へ 来年度から一部地域で試行
子どもからいじめなどの相談を受け付けるSNSの窓口が、来年度から国のモデル事業として一部の学校や地域で試行される方針が示されました。
現在、電話による相談窓口「24時間子供SOSダイヤル」が設けられていますが、近年、若年層の間では音声通話(電話)よりもLINEなどのSNSを活用したコミュニケーションが主流になっている状況をうけ、文部科学省の有識者会議でSNSを活用した相談窓口の検討が進められていました。
まずは一部の学校や地域で行い、そこで得られた課題を踏まえ、将来的には全国で相談できる制度構築をめざします。
当面の受付時間は平日午後5時から10時前後と日曜日、子どもの気持ちが落ち込みやすい長期休み明け前などで、相談員は臨床心理士や教員経験者などの専門家と、SNSに詳しい大学生などの若い世代が担当することになっています。

[アクセス進学編集部]

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