保護者のみなさま

勉強を遠ざける誘惑(スマホ、ゲーム、テレビetc)との付き合い方

2021年02月01日

ゲームで遊ぶ子ども

子どもが勉強せずにゲームをしたりテレビを見て困っている、という親は少なくありません。とくに昔と比べて、ゲームをする方法が格段に増えました。外に持ち運べるゲーム機もありますし、スマホやタブレット端末にゲームアプリをダウンロードすれば場所を選ばずに簡単に遊べます。また今の子ども達には生まれた時から馴染みのあるYouTubeも、関連動画が次々に出てくるため、夢中になって見続けてしまいます。

ゲームや動画配信サービスを楽しんでいると、あっという間に時間は過ぎてしまい、気がつけば勉強する時間がほとんどないということも珍しくありません。そのため、何かしらの対策を講じることが必要です。

「勉強が終われば自由」は考えもの
家庭内でのルールを決める際によく言われる「勉強が終われば何をしても良い」という考えはゲームと勉強時間のバランスを考慮すると一概に良い対策とは言い切れません。学年が上がり勉強量が増えたり、自分でコントロールできる子であれば大きな問題にはなりません。しかし、低学年やまだ勉強への意欲が湧いてこない段階で「勉強を終わらせれば全て自由時間」を容認してしまうと、問題を適当に解いてしまい学力向上とは程遠い状況になってしまいます。

「20分間勉強して2時間以上ゲームやテレビ、動画を見て過ごす」では本末転倒です。学年が上がれば必然的に勉強量も増えますし、先々の受験を考えて早い段階からゲーム等で遊ぶ時間をコントロールしましょう。
平日は習い事や学校の授業数によって家にいる時間は異なります。宿題や家庭学習することを前提とし「ゲームなどに充てる基本時間を設定」「曜日によって増減する」といったシステムを作っておくと便利です。

ゲームやスマホそしてテレビは中毒性も高く、与える前や使い始める前に必ず家庭で細かいルールを決めておきましょう。子どもにとって勉強は最も大切なことであり「ゲーム等はちゃんと学習に取り組んだ際のご褒美的存在」であることを日頃から伝えておくようにしてください。

ペナルティを決め親の目が届く範囲でする
すでに子どもがゲームやスマホに夢中になっている場合は、使用する場所を親の目が届くリビングなどに限定するようにしましょう。いきなり時間を厳しく制限したり没収すると子どもが反発することもあります。急激な変化を避け、「リビングでするようになったら次は時間をコントロールする」と段階を踏んで改善してください。

子どもはゲームやスマホ、テレビに時間を忘れて夢中になり、ルールを破ったりすることもあるでしょう。ルールを破った時に、ペナルティが課されなければ最終的に約束を守らなくなります。こうした状況を避けるためにも、約束を破った際のペナルティも作っておきましょう。「約束を守れなかったら翌日の使用禁止」など実行しやすく子どもも理解できる内容がおすすめです。順守したらカレンダーに印をつけておくと低学年の子でも分かります。

また、スマホやゲームに関わるプライバシーの問題や危険性を親子で話し合うことも大切です。とくにオンラインゲームは場所や時間を問わず友人と繋がれる反面、抜け出しにくくなります。人気のあるオンラインゲームは基本料が無料でも、アイテム購入といった課金の問題もあります。トラブルに発展する出来事も起きやすいので、子どもに丸投げすることなく、様子を見るようにしましょう。

家族みんなでスマホやテレビとの付き合い方を見直そう
スマホやゲームは機器があれば子ども1人で楽しめる便利なものです。しかし、中毒性も高く使用時間を上手にコントロールできないと様々な問題が出てきます。子どもが依存症にならないためにも、スマホやゲーム以外の遊びを経験させてみてください。
最近はいろんな種類のカードゲームが販売されています。思うように外出が出来ない時など、家族でカードゲームを楽しみコミュニケーションの機会を増やすこともできます。

その他にも、天気の良い休日に散歩に出かけたり、公園で運動をするなど、極力ゲームから遠ざけるよう工夫してみましょう。子ども自身がスマホやゲーム以外のことに興味を持つようになるためには、親の誘導も必要です。

また、子どもにはルールを設けているのに、親が四六時中スマホでゲームをしていては示しがつきません。「自分には厳しいこと言っているのにズルイ」と子どもが思い、ルールを破ってしまう可能性もあります。親自身も子どもが勉強している時はゲームアプリの使用や動画の視聴を控えることが必要です。家族全員でスマホやゲーム、テレビとの付き合い方を見直していき、より良い学習環境を作っていきたいですね。

中山まち子さんのこれまでの記事 今月の“家族のテーマ”バックナンバー
勉強する子に変身させるには家庭の会話がカギ
「勉強できる子」「できない子」、何が違うの?
家庭学習を習慣づける方法①
家庭学習を習慣づける方法②
夏休みに取り組んでおきたいこと
子どもの好奇心を刺激する
毎日の家庭学習で取り組むこと
適切な目標設定の仕方
子どもの性格に合う勉強法を探そう
子どもの褒め方、叱り方


[中山まち子]


■プロフィール 中山まち子


全く勉強しない小学生時代を過ごすも、中学進学を機に猛勉強をして優等生の仲間に入る。地域トップ高校に進学するも、同級生のレベルの高さに挫折。経済的な理由で1年間の自宅浪人を経て公立大学へ進学。大手塾の個別部門に勤務。結婚出産を経て退職。

3児の母として日々奮闘しつつ、2017年春から自分の経験を活かした現在進行中の家庭教育に関する情報をブログで発信中。
ブログ:元塾講師 透明教育ママ見参!!

学校情報検索して資料請求をしよう!

  • 中学校を探す
  • 高等学校を探す
  • 塾を探す
  • 中学校のイベントを探す
  • 高等学校のイベントを探す
  • ラクラク一括資料請求
  • 資料請求コードで一括請求

PR

今すぐチェック!! 編集部オススメ記事

大学・短期大学・専門学校を探すならこちらから

ページの先頭へ