保護者のみなさま

毎日の家庭学習で取り組むこと

2020年10月01日

書き取り練習をする子

子どもの現状を把握して家庭学習の内容を決める
「学校の宿題だけでは物足りない。毎日家庭学習に取り組んで学力を定着させたい」と考えていても、具体的にどう進めていけばいいのか悩むことは意外と多いはずです。一口に「家庭学習」といっても、予習や復習そして計算ドリルや漢字ドリルなど選択肢がたくさんあります。
子どもの学年に関係なく問題集を買い集める前に、優先的に何をやらせるべきか前もって決めておきましょう。学校のテスト結果や子ども本人から苦手単元を聞いてみて、「足りない力」「つけさせたい力」を考慮して家庭学習で取り組むことが大切です。学年によって重視したい学習内容を紹介していきます。

低学年では計算と漢字の定着を重視
まだ学力差が大きく出始める前の低学年では、家庭学習で計算と漢字の定着を目指していきましょう。確かな計算力と漢字力は学年が上がってから大きな武器になります。低学年では学習習慣を身につける意味でも、学校の宿題以外に10分から15分程度の家庭学習時間を設定してください。
計算ドリルや漢字ドリルを解いて基礎固めをする。計算力があり漢字もしっかり書けると子どもは勉強に対して自信を持ちます。基本の積み重ねが進級後の学力向上を支えていくのです。先を見据えてドリル等を利用し、基礎学力を強固なものにしていくことを意識しましょう。

小学3、4年生は復習と予習のバランスを考える
小学校3、4年生になると、たし算ひき算、かけ算とわり算の四則計算を一通り習ったことになります。算数に関しては1年生から3年生で習った計算方法を使い高度な内容に入っていくので、理解が足りない単元の洗い出しと復習をしっかり行うことが大切です。
国語も習う漢字が増えていき、同音異義語に混乱することもあります。「もう分かっているはず」と先入観を持たず、前学年で習った漢字の定着度を見てみましょう。学年が上がっていくと次々と漢字を習うので、早めに定着度を確認して曖昧な状態をなくすことを優先してください。
しかし、復習ばかりしていると子どものテンションも下がっていきます。余裕があるなら予習をしていると、「これ知っている」と学校の授業も前向きに受けることができます。また、他の子より学習内容に詳しい状態を作っておくと、「自分は分かっているから大丈夫」と勉強に対する不安感が薄れていきます。学力差の分岐点にもなる小学校3、4年生は、復習と予習を組み合わせた家庭学習に取り組ませていきましょう。

高学年は知識の取りこぼしを未然に防ぐ
中学校の進学を控える高学年では、小学校で学んだ知識の取りこぼしを防ぐことが大切です。中学校で学ぶことは小学校6年間で習ったことを土台にし、積み重なっていきます。土台がしっかりしていないと応用力もつきにくくなり、理解が深まりません。
中学の学習でつまずいた場合、小学校にまで遡って勉強し直す必要が出てきますが、中学生が素直に小学校で学んだ内容を復習するとは限りません。高学年の間に理解が不足している科目や単元をチェックし、家庭で復習をしていきましょう。
とくに国語と算数に比べて後回しになりがちな理科と社会ですが、中学校では小学校の既習内容をベースにさらに濃い内容を学んでいきます。「そのうちやる」と考えていると、その間に覚える知識の量が溜まっていきます。気がついたときには他の子より遅れてしまっていて、「もうやりたくない」と勉強する意欲が湧いてこないことも考えられます。そうした事態を避けるためにも、早めに時間を作って理科社会の家庭学習も取り入れていくことが大切です。

臨機応変な対応で家庭学習に取り組もう
各学年での家庭学習の取り組み方をご紹介していきましたが、子どもの性格に合わせて「先取りしてやる気を引き出す」「忘れっぽいから復習中心」と臨機応変に対応していきましょう。
塵も積もれば山となる、の言葉通り、毎日の家庭学習が確実に子どもの学力を高めていきます。課題を見つけて、積極的に取り組んでいきたいですね。

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[中山まち子]


■プロフィール 中山まち子


全く勉強しない小学生時代を過ごすも、中学進学を機に猛勉強をして優等生の仲間に入る。地域トップ高校に進学するも、同級生のレベルの高さに挫折。経済的な理由で1年間の自宅浪人を経て公立大学へ進学。大手塾の個別部門に勤務。結婚出産を経て退職。

3児の母として日々奮闘しつつ、2017年春から自分の経験を活かした現在進行中の家庭教育に関する情報をブログで発信中。
ブログ:元塾講師 透明教育ママ見参!!

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