保護者のみなさま

家庭学習を習慣づける方法②

2020年07月01日

勉強道具

家庭学習を習慣づける前に親子の話し合いの場を設ける
成長していくと、子どもは親の言うことを聞かず反抗的な態度を取るようになります。とくに勉強に関する話になると、親子ゲンカのきっかけにもなり家庭内の雰囲気もギクシャクしがちです。感情的に任せて説教すると逆効果になることもあるので、家庭学習の習慣づけをする前に冷静に話し合いをしましょう。子どもの話に耳を傾けて「今後どうしていきたいのか」を聞き出していくことが大切です。
親から一方的に「勉強しなさい」と言われ、問題集を押し付けられて勉強する子はいません。小学校中学年以降は自我も芽生えており、親側も子どもの考えに理解を示しつつ改善策を考えていくようにしてください。子ども自身も「このままではいけない」と悩んでいるかもしれません。

話し合いを進めていくポイントは
・Youtuberなど一見楽しそうな世界でも学びの姿勢が成功のカギとなると話す
・知識を増やすことは人生の選択肢を広げることに繋がると説明する
・感情的に「勉強すればいいの」などと言わない

子どもは勉強することで得られるメリットを理解していないかもしれません。親も学習習慣の大切さを現実的な理由を添えて伝えるようにしましょう。

学習環境の見直しとルールを決める
小学校中学年になるまで家庭学習の習慣がない場合、すぐに勉強に取り掛かってはいけません。まずは勉強に集中できる環境作りをしていくことが大切です。手の届く範囲にゲーム機や漫画などを置かず、取り出すのが面倒な場所に移すよう机周りの環境を見直してください。そして、家庭学習をスタートするにあたり「やるべきことを済ませてからゲームをする」「毎日決まった時間に勉強する」といった家庭内ルールを作りましょう。ルールには必ず破った際のペナルティも設けておくようにしてください。
本来なら学習習慣にルールを作らず、子どもが自発的に勉強するのが理想的です。しかし、家庭学習がないまま学年が上がると習慣づけることすら難しくなります。子どもが自発的に勉強することを期待して待っていても、時はあっという間に過ぎてしまいます。貴重な時間を失わないためにも親子間のルールを作ってください。

教材選びが成功の秘訣
教材は子どもが8割9割できるものを選ぶようにしましょう。子どもの学力を見定めるのは難しく、親が教材を選ぶとミスマッチを引き起こす可能性もあります。インターネットで買うのではなく、実際に子どもと一緒に書店に足を運び、子ども本人が「これなら解けそう」という問題集やドリルを購入するようにしましょう。家庭学習の定着をする時は、スラスラ解けることで子どもに自信をつけさせることが習慣づけの成功につながります。「勉強して嫌な気持ちにならない」という気持ちを引き出すことが継続のカギです。
家庭学習を始めたばかりは、1ページにあたりの問題数が少ないもので勉強に慣れていくようにしてください。せっかく本人もやる気が出てきても、目の前の大量の問題を見てさじを投げるかもしれません。最初から多くを求めず助走期間を作って確実に家庭学習を習慣づけることが大切です。
親も普段から学校のテストや宿題プリントの正誤率を確認し、子どもの苦手単元を見逃さないようにしましょう。家庭学習に慣れた頃に子どもの学力を上げてくれる教材を一緒に探すこともできます。その時「今度はこの問題も解けるようになるよ」と励ましの言葉をかけると子どものモチベーションもあがります。

ステップを踏み毎日の継続を重視する
成長してから家庭学習の習慣がない子どもを勉強する子に変身させるには、親の粘り強さが必要です。家庭学習の必要性を話し合い理解させ、環境を見直し改善させるといったステップを踏むことで、ようやく家庭学習の習慣づけに取り組むことが出来るのです。
親は長時間勉強して欲しいと期待してしまいますが、家庭学習の習慣がなかった子には時間を求めてはいけません。何よりも毎日の継続を重視し勉強への抵抗感がなくなるようにしていきたいですね。

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勉強する子に変身させるには家庭の会話がカギ
「勉強できる子」「できない子」、何が違うの?
家庭学習を習慣づける方法①



[中山まち子]


■プロフィール 中山まち子


全く勉強しない小学生時代を過ごすも、中学進学を機に猛勉強をして優等生の仲間に入る。地域トップ高校に進学するも、同級生のレベルの高さに挫折。経済的な理由で1年間の自宅浪人を経て公立大学へ進学。大手塾の個別部門に勤務。結婚出産を経て退職。

3児の母として日々奮闘しつつ、2017年春から自分の経験を活かした現在進行中の家庭教育に関する情報をブログで発信中。
ブログ:元塾講師 透明教育ママ見参!!

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