保護者のみなさま

家庭学習を習慣づける方法①

2020年06月01日

家で勉強する小学生

家庭学習を習慣づけることに成功するかどうかは、その後の子どもの意欲や成績に直接関係してくる重要なポイントです。
今回は、小学校低学年までに家庭学習の習慣を定着させるための取り組みや、勉強させる時の留意点をご紹介していきます。

最初は5分から10分程度の短時間に設定
低学年の頃はまだ親の言うことも素直に聞くので、ついたくさんの問題を解かせたくなりますが、最初は5分から10分程度の家庭学習時間を設定しておくことが大切です。「簡単な計算問題だから」と30分、1時間と親が欲張って強要しまうと、子どもに負担がかかり、結果として勉強嫌いになる恐れがあります。
家庭学習は学年×10分と言われることが多いですが、子どもの性格などを踏まえて5分からなど、子ども自身が「勉強時間が短いならやる」と前向きになるよう、最初は条件を少し甘く設定しておくことが習慣定着には欠かせません。
学年が上がっていけば内容も難しくなり、自ずと勉強時間は長くなっていきます。先ずは三日坊主にならないよう、無理のない範囲で勉強させることを意識しましょう。

長期的な視野に立ち「勉強するのが当たり前」と思わせる
家庭学習の習慣を定着させるには毎日の継続が重要になってきます。子どもが「今日はいいや」という気持ちになり、親もつい容認してしまうと定着が難しくなってくるので注意が必要です。
勉強時間が毎日バラバラだと、子ども本人もやったかどうか分からなくなるので、時間帯を決めて「この時間は家の勉強タイム」と話し合って決めておくと、自然と生活の中に家庭学習が溶け込むようになってきます。
子どもが「勉強するのが当たり前」という気持ちを持つようになるには時間が必要です。1週間から2週間といった短期間ではなかなか芽生えてきません。1ヶ月、2ヶ月と月単位で辛抱強く見守りながら、確実な定着を図っていくことを意識してください。身についた習慣は学年が上がっても維持できるので、最初が肝要です。

間違いを指摘するより努力を褒める
少しずつ家庭学習の習慣が身についてくると、親は子どもの理解度を気にし始めてきます。早く終わらせたくて適当に問題を解いている場合は咎めるべきですが、真面目に取り組んでいるのに間違いばかり指摘するのは控えましょう。
低学年の子は親の言動に影響を受けやすいです。親から「こんな問題を間違えて!」「どこまで終わったの?」と叱られたり監視されていると、せっかくやる気になっている子どもが意欲をなくしてしまい、上手くいきそうにみえた学習習慣の定着計画が頓挫する恐れがあります。
低学年の子に「勉強することは楽しい」と感じてもらうためにも、言葉のかけ方がポイントになってきます。けなされ、きつく管理されるよりも親から褒められる方が喜びます。「今日もしっかり勉強しているね」「学校のテストも間違いが減ってきたね」と声をかけられれば、どんな子どもも前向きに取り組むようになるはずです。少し大袈裟かなと感じても、家庭学習をコツコツ続けている子どもを積極的に褒めていきましょう。

勉強時間は親もスマホやテレビは自粛する
学習習慣の定着には子ども自身の努力以外に親のサポートも必要です。子どもが勉強しているのに、スマートフォンでゲームをしたりテレビを見ないように気をつけてください。たとえ短い勉強時間でも、「勉強しなさいとガミガミ言うけど自分ばかり楽しいことしている」と不満を抱き始めます。学習習慣が毎日の日課として定着するためにも、子どもが勉強しているときは親もスマートフォンの利用やテレビ視聴は必要最低限にし、見えない手助けをしていくことが大切です。
学年が上がり、子どもの自我が芽生えてから家庭学習をさせようとするとぶつかり合って思うように進まないこともあります。できることなら低学年から家庭学習の習慣を身につけるようにしましょう。最初は物足りないかもと親が感じる時間配分からスタートし、無理なく定着させていくことに比重を置くようにしてくださいね。


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[中山まち子]


■プロフィール 中山まち子


全く勉強しない小学生時代を過ごすも、中学進学を機に猛勉強をして優等生の仲間に入る。地域トップ高校に進学するも、同級生のレベルの高さに挫折。経済的な理由で1年間の自宅浪人を経て公立大学へ進学。大手塾の個別部門に勤務。結婚出産を経て退職。

3児の母として日々奮闘しつつ、2017年春から自分の経験を活かした現在進行中の家庭教育に関する情報をブログで発信中。
ブログ:元塾講師 透明教育ママ見参!!

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