保護者のみなさま

親の教育方針&家庭学習の大切さ

2018年04月01日

馬の親子

進学・進級で新しい環境に子どもが飛び込んでいく四月。親として、子どもの成長とそれに伴う喜びを感じる時期です。新入生の親であれば、そこにいくらかの心配や不安が入り混じった気持ちかと思います。

学校生活では、多くの時間が教科学習にあてられます。将来の進路選択に繋がってくることから、子どもが確かな学力をつけることは、親にとって大きな関心事でしょう。

そこで、進学・進級のこの時期に、ぜひご家庭でわが子にどれくらいの学力をつけてほしいのか、少し具体的に話し合ってみてください。中学受験をさせたいのか、中学受験については未定でもいざという時のために少し難しい問題にも取り組ませたいのか、学校のテストで満点を取らせたいのか…。計算と漢字だけは遅れないようコツコツと取り組ませたいという考えももちろんありです。

学校では基礎的な知識や技能の習得を目的として授業が行われます。しかし、子どもの理解度や習熟スピード、満足度は、実に様々です。子どもがそれぞれ性格や体つき、顔の造作が違うように、学習にも個人差がついて回ります。親は子どもの才能や能力を最大限伸ばしてやりたいと思うもの。学力に関しても同様ではないでしょうか。子どもに求める学力がイメージできれば、学校の授業と照らして、どこをどう補っていくかに考えが至ります。子どもにより良い学びを与える準備ができるのです。

学校の授業で足りないなら、塾に行かせればいいかというと、そんな単純な話ではありません。まず、家庭学習でカバーすることを最初に考えてみてほしいのです。よく言われることですが、学習習慣をつけるためというのもあります。また、子どもの弱点を把握し、それを克服するための対策をタイムリーに取れるという良さもあります。子どもが低学年なら、勉強の仕方の工夫や、自分の間違いの癖の把握、間違えた問題の直しなど、子どもだけでは難しいことも意外にあるものです。親が寄り添うことで、勉強がしやすくなることは少なくないでしょう。

そして、家庭学習の最大のメリットは、やはり全てを子どもに合わせてオーダーメイドできるという点です。「私が教えなくては」と気負う必要はありません。子どもの勉強について知りたい、より力をつけさせたい、その気持ちを大切に気軽に始めてみてほしいものです。最初から完璧である必要はなく、試行錯誤すればよいのですから。

家庭学習を勧める大きな理由がもう一つあります。それは、家庭学習を通して、「学ぶことは大切だ」という教育に関する価値観を親から子どもに暗に伝えられる点です。勉強に親が関心を示さないなら、子どもが「勉強は意味がない」と認識しても仕方ありません。親子が一緒に学ぶことで、場や時間、感情をも共有できる家庭学習によって、親から子に伝わるものは多いと考えます。

子どもに「勉強を頑張ってほしい」と思うのなら、親が知らんぷりではいけません。まずは、新しい教科書の最初の単元を読んでみる。そんなことから一歩を踏み出してください。

[しーままりん]


■プロフィール しーままりん


東京大学教育学部卒。
経済的に恵まれた環境とは言えない中、ひょんなことから中学受験を知り、都内国立中学へ進学。
都内国立高校を経て、東京大学現役合格。
学ぶことで将来の選択肢が増えることを、身を持って実感する。
金融機関等に勤務の後、現在は自身の夢であった寺子屋を運営。
また、生徒の保護者に限らず、周辺地域の小中学生の親からの学習相談にも対応している。

二児の母。
思うようにいかない子育てや家庭学習、寺子屋の生徒を通しての気づきなどを、都度、正直にブログに綴っている。
ブログ:ハピ勉したい!

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