保護者のみなさま

おこづかいを計画的に使えるようにする

2015年03月01日

洋品店の店内

■健全な金銭感覚をやしなおう!



おこづかいを大別すると、「ニーズ」と「ウォンツ」の2通りがあります。「ニーズ」とは、学費や部活の費用や塾代や交通費などどうしても必要なお金です。一方、「ウォンツ」は、洋服・小物・学用品・パソコンなど、お子さん自身がほしいものを購入するお金です。

「ニーズ」は親が負担し、おこづかいからは「ウォンツ」だけにするのか、「ニーズ」も「ウォンツ」もおこづかいから出すのかは、ご家庭によって異なるでしょう。

また、おこづかいの渡しかたも、必要なお金をその都度渡す「そのつど制」と、毎月一定金額を決めて渡す「定額制」があります。

「そのつど制」と「定額制」とどちらがいいのかは、一概に言えませんが、「定額制」はおこづかいを計画的に使う練習になります。毎月のおこづかいは「定額制」、高い買物は「そのつど制」という折衷案もあるでしょう。

いずれにせよ大切なことは、「ウォンツ」と思っている商品は、本当に自分にとって必要なものなのか、値段に見合った良い商品なのか、しっかり商品を選ぶことのできる、賢い消費者になることです。また、お店によって品揃えやサービスも異なるので、しっかりお店を選ぶ目を養うことも大切です。衝動的に買ってしまって、あとで、「もっとじっくり考えて買えばよかった」と反省することもあるでしょう。まだまだお金とつきあい始めたばかりの子どもです。頭ごなしに叱らないで、反省して体得したものは何かに気づかせ、その気づいたことを大切にしてあげましょう。

気をつけることは、悪徳商法の被害にあわないようにすることです。街を歩いていたら英会話セットを契約させられたり、「アンケートをお願いします」と呼び止められて商品を買わされた…など、あの手この手でお金を使わせる商法が横行しています。世の中にうまい話はありません。少しでも「おかしい」と思ったら、最初から相手にしないことが大切と教えてあげましょう。

■わが家の収入と支出を話すこともお金の勉強になる



子どもから、おこづかいの値上げを交渉されることもあるでしょう。その場合、わが家の収入や支出の状況を話すことも1つの方法です。下記は、国の教育ロ-ンを利用している勤労者世帯の教育費の捻出方法です。これを見ると、第1位は「奨学金を受けている」が59.9%と最も多く、2番目が「教育費以外の支出を削っている(節約)」56.3%です。節約している支出では、「旅行・レジャー費」が最も多くなっています。

図.教育費の捻出方法(国の教育ローン利用勤務者)
教育費の捻出方法

親が働いて得た限られた収入です。家族のそれぞれが限られた収入の中で生活しなければいけないこと、おこづかいも限られた範囲内で計画的に使うことが大切と伝えてください。

[山本 節子]


山本節子

■プロフィール 山本 節子


(株)リスタート 代表 http://www.restart-woman.com/
リスタート・ウーマン(子育て支援団体)

やまもと・せつこ●専業主婦歴20年の後、我が家の家計の見直し方を学ぶためにファイナンシャル・プランナーを取得。2008年2月8日(株)リスタート設立。2014年子育て支援団体を立ち上げ、次世代の子育てを話し合うセミナーを開催中。

☆資格
ファイナンシャル・プランナー(CFPR)
FP技能士1級
CTIジャパン応用コース修了

☆所属
子どもにかけるお金を考える会 http://homepage2.nifty.com/moneychild/

☆著書
『子どもにかけるお金の本』(主婦の友社) 子どもにかけるお金を考える会メンバー共著
『誰も教えてくれなかった月15万円年金の使い方と運用100のコツ』(主婦の友社)他


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