図書館情報学ってどんな学問?
私たちが何気なく利用している図書館ですが、常に膨大な量の書籍や雑誌などが整理され、欲しい情報が即座に入手できるのは、図書館に勤務する専門家による日々の努力があってこそ。図書館情報学では、図書館運営にまつわる知識を身につけるとともに、将来図書館司書や情報専門職に就くために必要とされるスキルの向上を目指します。図書館司書に必要とされるカリキュラムを大学や短大などで受講した後、3年以上の実務経験を経て図書館司書の資格を取得することができます。
私たちが何気なく利用している図書館ですが、常に膨大な量の書籍や雑誌などが整理され、欲しい情報が即座に入手できるのは、図書館に勤務する専門家による日々の努力があってこそ。図書館情報学では、図書館運営にまつわる知識を身につけるとともに、将来図書館司書や情報専門職に就くために必要とされるスキルの向上を目指します。図書館司書に必要とされるカリキュラムを大学や短大などで受講した後、3年以上の実務経験を経て図書館司書の資格を取得することができます。
図書館情報学は図書館学と情報学をミックスさせた学問分野であることから、メディア理論、情報理論など、あらゆる情報分野を研究対象とします。また、膨大な情報を蓄積し、管理するためには、最新のITネットワーク技術を駆使する必要があります。そのため、本学ではコンピュータの基礎知識をはじめとし、ハードウェア、ソフトウェア、情報を効率的に伝えるためのネットワークシステムの構築についても学びます。
図書館を利用する人のあらゆる「知りたい気持ち」に応えるのは、決して容易なことではありません。問い合わせ時にあがる幾つかのキーワードを頼りに、該当する情報を予測し導き出すためには、ある程度の経験も必要ですが、それ以上に上手に聞き取りを行うコミュニケーション能力が必要とされます。日々自分の中に蓄積される知識と勘を頼りに、人々の役に立つことができた時には、充実感とやりがいを感じることができるでしょう。